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「救急 」カテゴリ記事一覧


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低カリウム血症


カリウムの正常範囲:3.5~5.0mmol/L


【症状】
筋力低下・下肢痙攣・筋肉弛緩
不整脈
イレウス

【治療】
原則はゆっくり補充すること!!
点滴よりも経口の方が安全!!

①経口の場合
 ・一回の内服につき、最大40mEqとする
 ・一日3回で120mEqとなる
 *スローK1錠(600mg)で8mEq、 塩化カリウム1gで13mEq
 
②末梢ルートの場合
 ・最大投与速度は20mEq/h
 ・ブドウ糖は含まないこと!!(GI療法の機序でカリウムが下がる可能性がある)
 ・HCO3も含まない!!(原則としてKが補整されるまで、アシドーシスは補正しない)

・・・となると、

生理食塩水500mlにカリウム20mEq を1時間で投与 

*高Na血症や肺水腫に十分注意すること!!

③中心静脈ルートの場合
 ・最大投与速度は同様に20mEq/hとする
 ・濃度は100mEq/L以内
 ・ブドウ糖やHCO3を含まない補液を用いるのは同様!!



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心筋梗塞→PCI

心筋梗塞発症後、経過時間と壊死範囲の関係について
以下の図のとおり、
最初の1~2時間はゆっくり、
2~6時間は急速に壊死が拡がり、
それ以降はほぼ完成してしまう。

発症からの経過時間と壊死の関係

なので、2~6時間以内では特に早急に再灌流を、それ以降では再灌流症候群などに留意して慎重に治療を考える。
しかし!!

側副血行路があったり、
梗塞前狭心症がある場合は、Preconditioningという現象を介して、虚血に対する心筋の耐性が強くなっていて、
梗塞範囲の拡がり(壊死の進行)が遅くなることもある。

一般にPCI適応は6時間以内と言われているが、実際はケースバイケースである。
(ガイドライン上では発症後12時間以内であれば冠動脈造影が推奨されている)

【判断基準】
UCGにて、壁が薄くなり、輝度が上昇があったり、ECGにて異常Q波が出ている場合は急がないことも。
逆のパターンであれば、時間の経過のみに限らず、再灌流を急ぐ。

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院内救急対応(その2)

『AHA2005ガイドライン』『ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)の心肺蘇生法ガイドライン2005』を参考に、管理人hokamuが院内を想定して、最も現実的な流れで考えたものである。


<院内における第一発見者は>
・絶対患者の側から離れない
・すべての医療専従者は心停止を診断し、助けを呼び CPRを開始することができるべきである

発見⇒「どうしました?」と身体をゆする

意識レベルを確認、反応がない時点で応援を要請

○ABC
A:気道確保(頭部後屈あご先挙上法)

B:呼吸確認(見て・きいて・感じて)10秒以内
人工呼吸×2(胸が上がる程度。1回につき1秒くらい吹き込む)

   【バックバルブマスクが到着していたら】
     1ℓサイズなら1/2~2/3程度で、
     2ℓサイズなら1/3程度でおよそ1回換気量500~600mlとなる


C:循環の確認(頚動脈触知。指三本使う)10秒以内

【確認できなければ】

CPR開始(以下?~?の流れを5サイクル続ける)
?心臓マッサージ(100回/分の速さ) <『胸骨圧迫』と呼ぶ方が適しているかもしれない>
 的確に胸骨下半分を両手を重ねて(乳頭間)
 4~5cmの深さ
 圧迫:解除=1:1の比率で(胸壁の戻りを待つこと)
 
?人工呼吸(心マ30回につき2回)
 胸が上がる程度(1回換気量は500~600mlあれば十分)
 「みて」送気を確認
 8~10回以上しないこと(心拍出量減少の原因になる)

○?~?を5サイクル終えてから脈拍チェック(頚動脈触知のみ。10秒以内)

 以上を除細動器が到着するまで確実に継続する

【除細動器、モニター到着】
どちらかでモニタリングし、リズムを評価する

【VT、Vfなど除細動適応なら】   【心静止、PEAなど除細動不適応なら】

 

参考:ヨーロッパ蘇生協議会(ERC)の心肺蘇生法ガイドライン 2005

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ラピチェックとトロップT

 

<ラピチェックとトロップTについて>

 
ラピチェック
トロップT(トロポニンT
測定要素
FABP心筋型脂肪酸結合蛋白(heart-type:H-FABP
心筋トロポニンT。
心筋の筋原繊維を構成する蛋白の一種。CKとは違い健常者では検出されない。
 
測定時間
15分
出現時間
1~2時間トロポニンTより早い
5~10時間でピークに達する
2~5時間後。(やや遅れる)
しかし血中での持続時間が14日程度あり、数日を経た心筋梗塞の診断が可能である。
特徴
血中での上昇時間が約1日と短いため、再還流後の心筋の状態を診断するさいにも有用である。
 
ST変化がなくとも、心筋障害があれば心筋梗塞を疑える。また、急性心筋炎の診断にも有用である。
陽性ならばほぼ100%心筋梗塞と診断できる。
その他
 
長期透析患者で陽性になるケースがある。





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