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術中輸液

<術中必要輸液量>

手術中の必要輸液量は、?欠乏量(deficit)+?維持量(maintenance)+?喪失量(loss)+?非機能的細胞外液量(いわゆるthird spaceloss)の総和に、?麻酔薬による血管拡張分の血管内容量を補うためのcompensatory intravascular volume expansion(CVE)を足した量であ

?欠乏量は、最終経口摂取から麻酔導入までの時間x時間維持量で求まる。
  (下記同様、『4-2-1法』で算出する)

?時間維持量の代表的計算法として、『4-2-1法』が便利である。

体重10kgまでの分4ml/kg/時
10~20kgの分2ml/kg/時
21kg以上の分1ml/kg/時

例えば体重70kgであれば、4x102x101x(70-20)=110ml/時となる。
(上記の時間維持量は手術が始まって2~3時間で補充されるべきである。)

?喪失量とは、出血、外傷、嘔吐、熱傷、腹水、胸水、消化管内への貯留液、汗や下痢、等の総和である。
特に出血による喪失分を細胞外液(ソルラクト等)で補う場合、出血量のおよそ3倍の輸液が必要である。(膠質液の場合は同等量を基本とする)

?非機能的細胞外液量とは、血管内血漿と流通しない細胞外液量で、周囲と隔てられた状態で存在する血漿や組織間液であり、開腹操作では小切開による子宮摘出術2ml/kg/時、腸切除術4-6ml/kg/時と推定され、乳酸リンゲル液で補う。

?麻酔薬による血管拡張分の血管内容量は、5-7ml/kgの乳酸リンゲル液で補う。

<手術時間による不感蒸泄の計算(大雑把なもの)>

開胸術時の不感蒸泄・・・200ml/h、もしくは2~4ml/kg/h

開腹時の不感蒸泄・・・400ml/h、もしくは5~10ml/kg/h

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