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大動脈弁閉鎖不全症(AR)

AR=aortic regurgitation

【術式】
人工、または生体弁置換術が主な治療。
(大動脈基部にかかる瘤などの場合はフリースタイル弁によるベントール術)

【手術適応】
・EF<55%
・LVEDV>55ml/?


【機序】
慢性と急性で大きく異なる。

【慢性AR】
?LVEDVの増加により、1回拍出量の増加、収縮期圧↑、拡張期圧↓
?左心機能が低下するとLVESVが次第に増加していく。
 (LVESV<30ml/?の予後は良好、<90ml/?の予後は不良)

【急性AR】・・・感染性心内膜炎、急性大動脈乖離、外傷性に起こる。
LVEDVは急には増加できないので、心拍出量は低下し、左室拡張期圧は上昇し、慢性ARに比べ、HRは上昇するが、収縮期圧や拡張期圧は変化しない。


大動脈⇒左室への逆流により、左室内腔圧が上昇し、結果starlingの法則により、心収縮力が増大し、心拍出量が増える。
心拍出量が増えるため、収縮期の大動脈圧が上昇する。

【狭心痛の原因】
・左室圧上昇⇒左室心筋肥大⇒心内膜虚血⇒狭心痛
・拡張期大動脈圧の急低下⇒冠状動脈循環量減少⇒狭心痛

【重症】
心内膜虚血⇒左室機能低下⇒EF低下
左室内腔圧上昇⇒左房内圧上昇⇒肺うっ血⇒呼吸困難、夜間狭心痛


逆行した血流が心室を満たし、早期に僧房弁を閉鎖するので、PCWPよりLVEDPが高くなる。


逆流があるので、術前は血管拡張剤などを使い、一回拍出量を大量に維持している場合がある。そのため、左室の拡張がみられる。弁置換されると一気に改善され、術後は良好な経過をたどることが多い。しかし、術前LVDsが55mm以上のケースでは術直後には左室機能は改善しない。循環作動薬が長期的に必要なケースもある。

【術後管理に関して】

術後目標血圧:90/~110/
左室容積が大きいため、適切な心拍出量を保つにはやや高めの前負荷十分な拡張期(左室充満期)時間が必要となる。

目標HR:80~90
目標CVP:6~9
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