1)真性めまい(vertigo):末梢障害系。内耳、あるいは中枢前庭系の急激な片側性(偏在性の障害により起こる。急激に発症することが多い。
・体位によって症状が変わる。
・回転系のめまいでしばしば耳鳴り、眼振や自律神経症状を伴う。(悪心、嘔吐)
【治療】
・まずは安楽な体位。
・必要に応じてセルシン、プリンペラン、メイロン、アリナミンFなど使用する。
・症状が落ち着いてきたら、積極的に、だがゆっくりと体を起こし、歩いてもらう。
2)平衡障害(dizziness):中枢神経系。前庭系、固有感覚系、小脳系、視覚系、錐体外路系の障害を示唆する。緩徐に進行することが多い。
・体位によって症状が変わらない。
・症状:フラフラする、酔ったような、平衡感覚の障害など
【治療】
・・他に中枢神経系の症状がないか、確認する。(頭痛、手足のしびれなど)
症状を落ち着かせながら、原疾患の診断、治療を行う。
