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術後の病態生理など全般

<体温管理>
中心静脈温37~38度、末梢体温35~36度を目標。術後2~3時間で末梢温も戻るのが基本。直後は心拍出量が維持されているのを確認して、その後ゆっくり保温して末梢循環を改善してあげること。
急激な加温は嫌気性代謝が起こり、代謝性アシドーシスを引き起こしかねない。

逆に体温が上昇すると全身の酸素需要量が増加するので注意する。


<肝機能>

・術前からの肝臓機能障害の査定は難しい。血小板が10万以下、5万以下は特に注意したい。

・術後GOT/GPTが5000以上、LDHが10000以上は肝臓

・LDHが先に上昇し、BEがマイナスになり代謝性アシドーシスが進むようなら腸管の壊死を疑う。(数日後に下血の可能性あり)

<術後脳障害の査定>

 

バビンスキー反射や腱反射の亢進 

麻酔の影響でも起こる。つまり患者によっては麻酔の覚醒途中で観察される現象でもある。しかし、片側性であれば脳梗塞が疑われる。

 

散瞳・対光反射の消失  

カテコラミンで瞳孔は散大。散大のまま固定されることもある。

 

眼球振とう(眼振)や共同偏視 

脳の左右どちらかの偏在性脳障害の発生の可能性を示唆している。


 

 



<大手術後のショック肺(shock lung)について>

大手術などによる影響(ショック)の代償として肺血管が収縮して肺胞上皮細胞を傷害する。その結果、炎症細胞の活性化によって肺血管内皮細胞が損傷されると、それに続く炎症反応によって血管透過性が亢進し て間質に浮腫が起こる(間質性肺水腫)。
進行すると肺胞内に水分が貯留する肺胞性肺水腫となる。 肺胞内に滲出してきた高タンパクの血漿成分(特にフィブリン)が界面活性物質を不活性化する。 すると表面張力の増加によって肺のコンプライアンスが低下し、肺胞が虚脱して微小無気肺を生じる。 ついには低酸素血症をもたらす。
さらに、
無気肺では酸素交換は行なわれないので機能的な肺内右左シャントとなる・・・。

【治療】
ステロイド投与、また酸素投与+PEEPなどによる換気援助。


ショック肺=ARDS?




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コメント

初めましてm(_ _)m
約2年ほど前にICUに異動になった看護師です。ICUに来るまで、循環器とは無縁の病棟に居たため、まったくもって苦手な分野ですv-40でも、ここで一人前と認められるには心臓外科の術後を看れて初めてそうなるので、かなりもがき苦しみながら勉強をしていたところ、ここへたどり着きましたv-63すべての項目において、知りたかったことだらけだったので、涙が出そうなくらい嬉しかったです。これからもちょこちょこお邪魔させていただいて、勉強させていただきますv-22
乱文ですみません。とても嬉しかったので、コメントさせていただきました。
なかなか更新できず、申し訳ありません。
こんな僕でよければ、何か質問などあれば「調べて」お答えしますので、どうぞ声をかけてください。
よろしくお願いします。

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